FUCHIGAMI(イタリアン)
4月にデビューした、JR九州の新しいD&S列車「特急かんぱち・いちろく」に乗って来ました!月・水・土曜に、博多駅から別府駅まで約5時間かけて運行するのが「かんぱち号」、火・金・日曜に別府から博多に向かうのが「いちろく号」です。土曜のかんぱち号は、ほぼ満席でしたよ。
12:19に博多駅を発車してすぐに、日田杉を使用した二段重に入ったお食事が提供されます。土曜は福岡市博多区に店舗がある「FUCHIGAMI」が提供されるイタリアンでした。ロゴマーク入りのテーブルクロスは持ち帰れますよ。飲み物は有料でお水などは出されないので、乗車前に購入されることをオススメします。
「福岡産トマトと昆布の冷製スープ」が、透明なのにトマト味が濃厚ですごく美味しかったです。
スパークリングワインのジュレがプルプルでした。
かんぱち号
艶感がある漆黒の外観が素敵ですよね。通過する駅や沿線で、列車の写真を撮っている方や列車に向かって手を振ってくれる方をたくさん見かけました。正直5時間の乗車は長過ぎて途中で飽きそうになりましたが、皆さんに手を振り返すのがとても楽しく、感動的な体験が出来ました。
1号車(ソファ席)
1号車は、3名まで利用可能なソファ席と、畳個室、半個室がありました。杉のテーブルは食事の時は開いて使います。コンセントも各席にありましたよ。
2号車(ラウンジ杉)
樹齢約250年の杉を用いた1枚板のカウンターが素敵な2号車では、飲み物やオリジナルグッズ等の購入が出来ます。他に比べて2号車はかなり揺れるなと思いました。
3号車(BOX席)
3号車は半個室のBOX席です。背もたれ部分が高い為、隣の席の目線を気にせず楽しめました。
畳個室には靴を脱いで上がります。4名以上のグループでの利用には快適かも。食事の際は、向かい側にあるソファ席が動いて、テーブルまで近づくとの説明にビックリ!いつか機会があったら、個室も利用してみたいなと思いました。3号車入口の暖簾が銭湯っぽかったです。
田主丸駅(おもてなし駅)
カッパの顔形で可愛い田主丸駅には13:22頃に到着し、約12分停車します。大きなカッパの銅像や「ゆふいんの森号」が見れましたよ。地元マルシェは、数が少なくてやや残念でした。
恵良駅(おもてなし駅)
恵良駅には14:52頃に到着し、約16分停車します。駅舎内では、駅の目の前にある「八鹿酒造」の試飲(有料)などがありましたが、この場所ではお酒が購入出来ないシステムなのがもったいないなと思いました。
車窓の様子
てっぺんが平らで切り株のような伐株山や慈恩の滝が見えるポイントでは、ゆっくり走ってくれますよ。
別府駅
17:00頃、別府駅に到着しました。各おもてなし駅で押して集めていくスタンプも楽しかったです。素敵な列車旅だったのですが、博多駅を1時間早く出発してくれたら、別府に着くのも16時台になる為、もっと別府を満喫出来たのになと思いました。